和→環→輪→話=ハーモニー。和的な暮らしを楽しみながら、より本質的な「和」とは何かを探ります。衣食住+αが奏でる美しい和音を求めて。

『ワルリ絵画展 〜インド・少数先住民族の村から〜』に行ってきました。友人から案内され、何気なく訪れたのですが、そこには素晴らしい世界との出会いがありました!
ワルリ絵画は元々土壁に描かれていたそうですが、それを布に描いたものが展示されてました。赤土、牛糞、灰、炭を原料にしたものを布に塗って乾かす。その上に米粉の絵具や顔料で絵を描きます(ポータブル壁? ってことですね)。なので絵画のほとんどは茶色と白、という簡素なものですが、それがまた何とも云えぬ味わいなのです。
単純な線、円、三角をベースにした絵はどこかマンガチックでもありながら、簡素だからこその雄弁さで、見れば見るほどイメージが広がってゆきます。一枚一枚には物語があり、人間が自然とともに在ることの大切さ、コミュニティとしての機能、暮らしの知恵が語られています。
「あぁ、人って本当はこうだよな〜」
「しあわせって、こういうことなのかな〜」
そんなつぶやきが思わず漏れてしまう。
寒い冬の夜に独りぼっちで歩いていて、遠くに人家の灯りが見えたときのような...
これは月明りの下で村人が集まっている様子なのですが、月にご注目。ワルリ族の間では、月にヤギが住んでいると云われてるそうです。ヤギが樹の葉っぱを食べるから、月はだんだんと欠けてゆく。そして樹はまた再生し、葉っぱを生やし、月もまた満ちてゆく。見事な自然の循環!
いま私は「ワールドシフト」に関わり、平和で持続可能な世界の実現を志しています。いま世界は未曾有の危機にあると云われています。経済、環境、食料、雇用etc.。そんな世界はこのままブレイクダウンするのか?それとも危機をチャンスにして、ブレイクスルーするのか?
またドルが下がった、円高になった...ニュースが報じています。私だって気になります。けれども、その「点」を見るだけでなく、もっと大きく「全体」を見れば、きっと世界も個人も変わると信じています。
ともあれ、ワルリ絵画の中に「シフト」をビシビシ感じたわけです。
残念ながら展覧会は終了していますが、また開催されるときはぜひ行ってみてください。
ワルリ族はインド・マハラシュトラ州・ターネー県を中心に住む、人口約36万人の少数先住民族だそうです。彼らについては、ぜひKANSARIのウェブをご覧ください。
ワールドシフト http://worldshift.jp/
KANSARI http://warli.jp/
ラジオDJ/ナレーター。神奈川県鎌倉市出身。明治生まれの祖父母の元、和装が当たり前の環境で育つ。一方、幼稚園からインターナショナル・スクールに通い、日本の文化に内外から触れる。
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みなさまからいただいたコメント
温野 さん(神奈川県・女性)2009.12.02
ワルリ、ワールドシフト…どちらも、私たちが目指す未来につながっているように感じました。
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