和→環→輪→話=ハーモニー。和的な暮らしを楽しみながら、より本質的な「和」とは何かを探ります。衣食住+αが奏でる美しい和音を求めて。

毎年、桃の節句に向けてお茶の先生からひなあられを頂戴します。お手製のひなあられ。先生からあられを頂くようになるまで、当たり前のように食べていたけれど、実はどうやって作るのかなんて考えたこともありませんでした。ひなあられを「作る」という発想そのものがなかったのです。
先生のひな祭りはお正月から始まっているとも云えるでしょう。お正月のお餅がひなあられの材料になるからです。お正月に食べるそれとは別に、一部に赤や緑など色をつけたお餅を準備して、じっくり乾燥させて...。お餅を細かく切るのは、そりゃ大変な作業です。今度はそれに熱を加えてふくらませ、お砂糖を絡めて...と、はてしなく手間をかけるのです。何日にも渡る仕事です。
私たち社中の者や、友人知人に配るとなると300人分以上にもなるそうです。そんなに大変なことを何故...?
「年賀状はもちろんお出ししますけど、それとは別ね。あられを差し上げることで離れてしまった方々からも
必ずお返事を頂けるし、気持ちのこもったやりとりをする中で、お互いの無事や春の到来を喜びあえるのがうれしい」と先生はおっしゃいます。
こんなふうに季節の巡りの中で日々を大切に生きる。とてもステキ。と、同時に一年の早さを痛感します。
ラジオDJ/ナレーター。神奈川県鎌倉市出身。明治生まれの祖父母の元、和装が当たり前の環境で育つ。一方、幼稚園からインターナショナル・スクールに通い、日本の文化に内外から触れる。
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みなさまからいただいたコメント
ぴろ さん(東京・女性)2009.03.11
手作りのひなあられを初めて見ました。大きさが違ってかわいいですね。さすがはお茶の先生、心遣いがとても素敵です。
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