和→環→輪→話=ハーモニー。和的な暮らしを楽しみながら、より本質的な「和」とは何かを探ります。衣食住+αが奏でる美しい和音を求めて。

お正月や成人式でキモノに接する機会があったり...
「4月からの新受講生受付」という着付け学校のチラシが目についたり...
キモノを着てみようかな...
この時季は、そんな気分になる人が増えるのでしょうか。
理由はなんであれ、キモノが見直されるのは嬉しいことです。
もし「着たい」と少しでも思ったら、持ってないからと簡単に諦めないでください。親戚・知人をあたれば、どこかにキモノの一枚や二枚は眠ってるはずです。
キモノ=エコと云われるには、いくつかの根拠があります。その一つが、寸法の融通がきくこと。洋服のようにサイズが違ったらアウトではなく、多少の寸法違いなら問題なく着られる。それでも無理があるなら仕立て直しができます。
着物を作る生地は反物と呼ばれ、幅:約36cm 長さ:約13mの長いロール状になっています。その反物を大小の四角いパーツにそれぞれ裁断して縫い合わせます。縫い合わせるときに「のりしろ」の部分を残して縫い込むため、仕立て直しのときにサイズコントロールがある程度は可能なんですね。
また、例えば裾が擦り切れたとかの場合でも、四角いパーツの縫い合わせなので、場所を入れ替えて、傷んだ箇所を目立たなくできるのです。
こんな説明で分りにくいかもしれませんが、とにかくキモノは仕立てる段階から無駄が少ない!!
さて、それでも無理ならどうする? 最近の人は背も高いですしね。
私も伯母から着なくなった黄八丈を譲り受けました。八丈島の伝統工芸品でもあるし、大事にしたい。ところが伯母は背が低く、私が彼女のキモノを着るとツンツルテン。そこで帯で隠れる部分に別の布をたして中抜きにしました。たったこれだけの作業で、このキモノはどれだけの寿命を伸ばしたことか!
むふ〜、気付くとこのキモノの出番が多いんですよね〜。単にキモノが暖かいだけでなく、キモノと一緒に伯母の「想い」も身にまとってるような「ぬくもり」が心地よいのです。
ラジオDJ/ナレーター。神奈川県鎌倉市出身。明治生まれの祖父母の元、和装が当たり前の環境で育つ。一方、幼稚園からインターナショナル・スクールに通い、日本の文化に内外から触れる。
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みなさまからいただいたコメント
なおみ さん(佐野)2009.02.03
やっぱり日本人は「きもの」ですよね
ってことで、今教室に通ってます^^
過去に何度か習ったのに、着る機会も心の準備もできてなくて
すべて忘れていましたが、今回は何となく着慣れてきています
子供も大きくなり、自分の時間が増えてきたので、
「普通にきものを着ること」に挑戦していこうかな~と
野望を抱いてます
しかも今年は、子供の卒業式と入学式が2回ずつあるので、ためしに着てみようかなぁ・・・なんて思っていたのですが、この近辺に“きものびと”は皆無。
「きものを着てこないで!!」と二人にはクギをさされています(^_^;)
ちょっと悲しい“にほん”を感じてます
栗乃まろん さん()2009.02.04
「仕立て直し」!!知りませんでした・・・!
すごいですね!!!
わたしの祖母も踊りをやっていて、衣装もちなんですが
やはり小柄なため、わたしが譲り受けるのは無理と思ってました。
「ゆき」って言うんですっけ?袖の長さが足りないのは、どうしようもないですかね・・・。
ちなみに息子の七五三で、わたしは叔母から譲り受けた無地の着物をきました。おっしゃるとおり、親戚にあたってみると「あら!もう使ってないのあるわ。ぜひ使ってちょうだい」と何枚も着物が集まりました♪
ブナ さん()2009.02.04
栗乃まろん様、こんにちは。
裄(ゆき=袖の長さ)も縫い込み(所謂のりしろ部分)が残っていれば出せますよ。無い場合は少し自分の腕を引っ込めればOK!
実際、私が子供のころなんて、袖はたいがい短いものでした。最近は洋服感覚に合わせて、手首までたっぷりくるように仕立てますが。それほどナーバスになることは無いのです〜♪
襦袢の袖が出てきてしまう場合は、襦袢を肩のところでちょっとツマんでおけば問題解消。気楽に楽しんでください。
なおみさん、こんにちは。
「普通にきものを着ること」…いいですね〜!そして是非、お子さんの式にも着て行ってあげてください。
周囲から浮かないためのヒントを一つ。実はキモノばかりが目立つのではありません。着てる人の「気負い」がピリピリ・オーラを発してることが多いんです。本人がゆったりとリラックスしていれば、周りも案外違和感を覚えないものですよ。
そして皆も見慣れてしまえば、「顔」のように、着物姿そのものを「あなた」として受け入れてしまいます。
着る方も、見る方も、何より「慣れ」です!
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