リゾート地として知られる軽井沢の「来し方」と「行く末」について想うことを、「いま」を暮らす住民目線の日常から、ぽつぽつとつぶやいてみたいと思います。

[Photo by (c)Endless Travel(http://travel.lix.jp)](フリー画像)
アカシアの花が盛りを過ぎようとしています。
その香りの、あまりの素晴らしさに、思わずアカシアの花を摘んで食したりします。
軽井沢では沢山のアカシアが咲くので、アカシアの蜂蜜も作られています。
蜂蜜作りは小さな工場で行われていますが、人間がしている作業は、集められた
蜂蜜を、人間が食べやすいように加工しているだけで、その元となる蜂蜜は、その
名の通りミツバチたちが集めて来てくれたものです。
今日、ギフトの広告を眺めていたら、お勧めの商品に蜂蜜が紹介されていました。
でもその広告には、「蜂は一生分働いて、ようやく小さじ一杯の蜂蜜を作る」と書いて
ありました。
そのコピーを読んだ途端、心に何かが飛び込んで来て、胸がギュッと鳴りました。。。
スプーン一杯の蜂蜜をすくうと、そこには一匹のミツバチの生命が宿っている様に
思えてきました。
蜂蜜が、まったく違う存在感を持ち始めました。
私の心がどこか満たされないで居るのは、こうした真実を知らないで生きているから
なのかも知れません。
私は、魚を肉を・・・沢山の命達を、日々の生活の中で戴いています。
感謝しているつもりでも、本当は慣れてしまっているのかも知れません。
ちいさなミツバチが何かを教えてくれたのだと思いました。
横浜生まれの信州育ち。独特の歴史を持つ軽井沢に惹かれ、定住して13年。本業の傍ら、ボランティアとして開局当初よりFM軽井沢で番組制作に取組み、地域コミュニティへの話題を提供中。
07.11軽井沢を走っていた小さな軽便鉄道、草軽電鉄が姿を消してから
06.01今年は草軽電気鉄道が軽井沢から姿を消して半世紀の節目を迎えて

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みなさまからいただいたコメント
温野 さん(神奈川県・女性)2009.06.24
そうなのですね。考えてみればあんな小さな体だから当たり前のことかもしれませんが、でも、そんなふうに一生懸命集めた蜜をいただいているのかと思うと、神妙な気持ちになります。
教えていただいて、ありがとうございます。
星野祥 さん(つくば市)2009.08.04
この文章を読んで胸がぎゅっとなりました。
食べ物(生命)への感謝はしているつもりでも、豚のとさつも見れない自分は感謝しきれているのかなぁと思います。
遼 さん(長野県・男性)2009.08.04
星野祥さん、はじめまして。
ようこそお越しくださいました。
毎日食べる魚や肉でもっとと感じなくてはいけないことなのだと思うのですが、やはり当たり前になってしまっている気がしますね。
ミツバチの一生分の蜂蜜がスプーン一杯だと知った瞬間、スプーンの上にうずくまるミツバチの姿が見えました。
とてもインパクトがありました。
私の一口が、あなたの一生なんだ・・・そう思ったら、なかなかパクリと行かないような気持ちになってしまいました。
食肉センターで日々お仕事をなさる方々は、尚のこと厳しい思いをお持ちだと想像致します。
命を戴く以上、粗末にすることだけは許されない・・・と、自戒するばかりです。
遼 さん(長野県・男性)2009.08.24
温野さん コメントを有難う御座います。
(何故か今日まで私には見えませんでした・・・失礼致しました)
どうして「ミツバチの一生」に打たれたのか判りませんが、やはり小さな体で黙々と働いて作った一生分の蜂蜜を、人間はいとも安易に「搾取」している・・・という罪の意識かも知れません。
もちろん鳥や魚や牛だって、一生が捧げられています。
そのことを改めて思い出させて戴いたのだと思いました。
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