リゾート地として知られる軽井沢の「来し方」と「行く末」について想うことを、「いま」を暮らす住民目線の日常から、ぽつぽつとつぶやいてみたいと思います。

軽井沢の外れに、小さな小さなゴルフ場があります。
Par3(ショートホール)が9ホールと、打席数が10くらいしかないシューティングレンジだけの、ささやかな練習コースです。
小さいといっても、木を切り倒し、森の一部を破壊して造成された場所であることに変わりなく、その意味ではエコではなく、自然にとっては望ましいとは言えないでしょう。
でも、このコースは素朴で、以前に訪れたアイルランドの小さな村にあったゴルフ場に良く似ていると思いました。
グリーン周りこそ綺麗に除草されていますが、それ以外の場所では雑草がしっかり生えており、高額なプレーフィを設定しているコースのように、ふんだんに農薬を使ったりしていない様子が判ります。
その証拠に、ちょっとグリーンを外れると、ボールはコロコロと転がって花畑の中に入ってしまいます。

ボールを打とうにも、白と淡い紫の、名も知らぬ小さな花に囲まれています。
これでは打てないので、ボールをピックアップして別の場所に置きます。
しかしこの日はどうにも調子が悪く・・・

今度は黄色い花の畑に転がり込んでしまいました。
ボールを動かす前に写真を・・・陽射しも顔を覗かせました。
規模は小さくても、いずれ人間の傲慢でしかないゴルフコースですが、この場所にはこの町の人たちから愛される理由があるようです。
軽井沢がもう少し静かになる日が来たら、大きなゴルフコースは自然に還して、一面の山野草が見られる原風景に戻して欲しい・・・と、提案しようと思っています。
横浜生まれの信州育ち。独特の歴史を持つ軽井沢に惹かれ、定住して13年。本業の傍ら、ボランティアとして開局当初よりFM軽井沢で番組制作に取組み、地域コミュニティへの話題を提供中。
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