リゾート地として知られる軽井沢の「来し方」と「行く末」について想うことを、「いま」を暮らす住民目線の日常から、ぽつぽつとつぶやいてみたいと思います。
そして、庭一面の雑草は、刈っても抜いてもほんとうにキリがありません。
軽井沢に住むのなら、森の中に家を建てたいと思っていました。
でも実際に検討したら、森の中に家を持つことは、沢山の木を切ってしまうことだと知りました。
軽井沢に住みたいすべての人が皆、森の中に家を建てたら、軽井沢の森はあっという間に消えてなくなってしまうでしょう。
私達が選んだ場所は、かつて畑として使われていた土地でした。
なので、家を建てるのに、軽井沢の森の木を一本たりとも切らずに済みました。
森の中に家を建てることは出来なかったけれど、家を森で包むことなら出来る。
長い時間をかければきっと出来る。
そう思うことにしました。
家を建てた翌年に、庭に白樺の苗木を植えました。
10年以上が経ち、今では10mを越える大きな木になりました。
そして、ある年の春、気が付くと、植えても居ないドングリの苗木が頭をもたげていました。
大きくなった白樺の木が、野鳥達のフライトマップに登録され、休憩に来たり、食事に来たりする野鳥が増えて、やがてお土産を落として行くようになったのですね。
我が家は、軽井沢の森からは少し離れていますが、家を森で包むという我が家の計画に、野鳥達が協力してくれるようになったのかも知れません。
森は一本の木からでも、ゆっくりと出来上がっていくものなのだと知りました。
横浜生まれの信州育ち。独特の歴史を持つ軽井沢に惹かれ、定住して13年。本業の傍ら、ボランティアとして開局当初よりFM軽井沢で番組制作に取組み、地域コミュニティへの話題を提供中。
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